白金の下値余地は大きく、売り有利の展開続く

 NY白金は期近ベースで2016年2月以来の安値を示現している。2016年1月には811.4ドルの安値を示現したが、いずれその水準を試すと考えたい。

 欧州ではディーセル自動車の排ガス不正問題が再燃し、先日、アウディの会長が逮捕される事態に発展している。すでに、欧州のほとんどの自動車メーカーがディーゼル社の販売縮小や停止を発表しているが、その傾向が早まっている。

 また、日本でもトランプ米大統領による輸入自動車に対する追加関税の懸念が高まっている。

 欧州と日本だけで、白金の自動車用触媒の多くを占めているが、その触媒需要の縮小が避けられない状況であり、それが加速しているのが現状である。米国や中国での自動車用触媒需要はパラジウムが中心である。

 また、白金の宝飾需要の8割を占める中国での需要が4年連続で減少している。コストが高いこともあり、敬遠されている。

 このように、白金の需要がかなり悪く、それも深刻化している中で、白金の下げは仕方ない。
 

 

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