増産プラン。“減産順守率100%以上を維持しながら増産する”

原油(WTI先物)反落。引き続き、OPEC総会を前に増産観測が出ていることなどで。63.81ドル/バレル近辺で推移。

金下落。ドルインデックスの反発などで。1282.0ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)弱含み。10790元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)反落。467.2元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで396.4ドル(前日比5.7ドル拡大)、円建てで1378円(前日比11円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「増産プラン。“減産順守率100%以上を維持しながら増産する”」

6月22日(金)のOPEC総会が近づいてきました。

また、前日には減産監視委員会が開催され、5月の減産順守率が公表される可能性があります。

5月25日に公表された4月の減産順守率は152%と、2017年1月の減産開始以降の最高となり、およそ半年間続いている上昇傾向が継続したことが確認されました。

この流れで行けば、5月の減産順守率は4月の155%を上回り、160%に迫ることが予想されます。

目下、日量100万バレル、あるいは150万バレルなどと、増産幅(減産縮小幅)についてさまざまな報道があります。

減産順守率が160%となった場合、総会で増産幅(減産縮小幅)が100万バレル程度になる可能性があります。

以下の図は、2016年12月にOPEC・非OPEC、合計24か国が合意した原則2016年10月比、合計約180万バレル減少という点を、減産順守率を踏まえて表したイメージ図です。

日量180万バレルは最低限行うべき減産量で、これが達成できれば減産順守率は100%です。

4月は155%でしたが、5月の減産順守率が160%になれば、減産量の“上乗せ分”は108万バレルになります。

このため、仮に総会で100万バレルの増産(減産幅の縮小)が決まっても、もともとの合意内容はかろうじて守られる(減産順守率100%以上は維持できる)計算になります。

“減産順守率を100%以上に保ちながら増産する”ことになる可能性はあると筆者は考えています。

図:減産幅と減産順守率のイメージ

出所:OPECのデータを参考に筆者作成

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事