週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比1.36ドル安の65.65ドル、ブレント原油は0.67ドル安の76.90ドルとなった。

 前週末1日の海外原油は、引き続きOPECやロシアが増産に向けて協議していることが重しとなり下落。また雇用統計の良結果を受けてドル高が進行し、商品相場を押し下げる要因となった。

 先週は高値圏でのもみ合いとなる。週明け4日は、前週末の流れを引き継ぎ、OPECやロシアの減産縮小をめぐる議論への不透明感から続落。ドル安を材料に一時下げ幅を縮小するも、その後は戻りを売られるかたちとなり、引けにかけて弱含んだ。翌5日も軟調な推移となるが、米国がサウジアラビアや一部のOPEC加盟国に対して非公式に増産を要請したとの報や米原油在庫の減少予想からあと切り返す動きとなった。6日は、EIA在庫統計にて原油在庫が200万B増加(予想:200万B減少)となり、また製品在庫も予想を上回る増加幅を示したことで発表直後から大きく売り込まれた。しかし、その後は株高や対ユーロでのドル安を背景に下げ幅を縮小し、引けにかけてWTIで65ドル/ブレントで75ドル台まで値を回復することとなった。7日は、政治・経済危機の影響で減産が続いているベネズエラにおいて、主要輸出港でのタ ンカーの渋滞により原油輸出が1ヶ月近く遅れているとの報や、ドル安から反発となった。

 国内では、先週に引き続きクラックがガソリンは軟調、灯油は手前を中心に堅調な動きとなった。アジアマーケットでのガソリン安もあり、また買い手の投げに相場が押されている印象だ。

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