投機筋並みに原油市場で買い越し幅を拡大させる投資家とは!?

原油(WTI先物)反落。66ドルまで反発した後のテクニカル的な売りなどで。65.61ドル/バレル近辺で推移。

金反落。ドルインデックスの反発などで。1299.2ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)下落。11420元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)反発。470.2元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで401.1ドル(前日比1.6ドル縮小)、円建てで1381円(前日比15円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「投機筋並みに原油市場で買い越し幅を拡大させる投資家とは!?」

以前に数回に分けて、NY原油先物市場で取引きをしている投資家の種類を紹介しました。

4種類の投資家「生産者」「スワップディーラー」「投機筋」そして「その他」です。

これまでに、生産者については「原油市場、生産者の買いも増加中」(5月23日)で、スワップディーラーについては「原油市場、スワップディーラーの売りが急増中」(5月24日)で、投機筋について「原油市場、投機筋の買い越し幅はまだ高水準だが・・・」(5月23日)、にて触れました。

今回は「その他(報告義務あり)」の投資家についてです。

もともと上記の4種類の投資家にはCFTC(米商品先物取引委員会)に建玉の明細を報告する義務があります。(報告の義務を負わない小口投資家もいます)

報告された火曜時点のデータがその週の金曜日(日本時間土曜未明)に公表されます。

「その他」とはどのような投資家なのでしょうか? CFTCのウェブサイトには、生産者でもスワップディーラーでも投機筋でもない投資家、という表現で説明されています。

以下のグラフのとおり、5月29日時点で「その他」投資家の買い越し幅は、投機筋の買い越し幅を上回っています。

この日の「その他」の投資家の買い越し幅は306,841枚、投機筋の買い越し幅は300,987枚です。

ここ近年の傾向では、その他の投資家の買い越し幅はじわじわと増加しています。

その他の投資家の買い越し幅は投機筋と異なり短期的な増減の幅は大きくないためさほど大きな話題になりませんが、徐々に増加してきているため存在感が少しずつ増してきていると言えます。

CFTC建玉明細に注目する場合、投機筋も重要ですが、投機筋並みの規模となっている「その他」の投資家にも注目していきたいと思います。

図:NY原油先物市場における、投機筋とその他の投資家の買い越し幅 単位:枚

出所:CFTC(米商品先物取引委員会)のデータより筆者作成

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