ゴム週刊情報

◆ファンダメンタルズ

【産地】タイ主要原料シートゴム現物市場の取引量は一日当たり1トン~10トン。6月7日の価格はキロあたり47.59バーツ、RSS3号タイ主要港7月積は168.0~170.0セント。

【在庫】最新の全国生ゴム営業倉庫在庫(5月20日現在)は16,672トンのまま更新されていない。

【前検】6月前期ゴム品質検査には申請貨物なし。

◆展開予想

 米国雇用統計の強さに米国ドルは対円で反発したが、原油協調減産の緩和懸念に米国原油市場が続落したことで、今週の東京ゴム市場は軟調に始まる。6月5日、上海ゴム市場が「ここ数か月減少を続けた青島保税区在庫が増加に転じた」ことを嫌気し一段安となり、東京ゴム先物も186.3円まで売られたが、週後半、チリ最大の銅鉱山であるエスコンディダ銅山でのストライキ懸念に非鉄市場が高騰、安値低迷の上海ゴム市場が買い拾われ反発、東京ゴム市場先限も190円台を回復した。しかしながら、タイでの原料ゴム生産が「価格低迷に農家が採集を自粛している」ものの、「今年1~3月の輸出制限の影響で製品(RSS)在庫には余裕がある」との報に、上海・東京両市場の反発の上値は抑えられ、失望売りに再び軟化。金曜午前の東京ゴム先限は188円を中心とした狭いレンジでの取引となっている。週の高値は(現時点で)191.4円。

 RSIは、短期線が一旦35まで下落するも現在は50近くまで回復し「売られ過ぎ」感は払拭されつつある。一目均衡表において、下方にある雲を割り込むことは回避されたものの、相場は依然として基準線を下回る水準にあり、反発局面に入ったとは考えにくく、目先の取引レンジは、188円~193円と予想する。

 当先の鞘は、目先、当限における一般玉の整理遅れに20円近くまで拡大する可能性がでてきたが、保管料上昇や高い在庫水準を考慮すると、本来の当先の鞘は15円前後で推移すると考える。
 

 

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