将来的な需要の落ち込みの避けられない白金

 6月6日にゴールド・フィールズ・ミネラル・サービシズ(GFMS)は2018年の白金の需給バランス予想を明らかにしている。

 供給は前年比11.6万オンス減の765.3万オンス、需要は同11.1万オンス増の793.3万オンス、差し引き28.0万オンスの供給不足としている。前年は5.3万オンス、2016年は19.3万オンスの供給不足だっただけに、2018年の供給不足が拡大するとしている。

 供給不足が続いているものの、白金相場は長期的な下落基調にあり、この需給バランスに対する市場の評価も厳しい。

 特に自動車用触媒需要であるが、2018年は前年比1.3万オンス増の326.8万オンスとし、増加傾向が続くとしている。欧州でのディーゼル自動車の減産傾向を中国がカバーすると予測しているが、中国での白金の自動車用触媒需要が低迷しており、実際とはかなり乖離した予想を続けている。

 また、中国での白金の投資用及び宝飾用需要も落ち込みが指摘されたばかりである。投資用、つまり地金に関して金に比べて換金するコストが高く敬遠されているという。また、宝飾用需要は4年連続で減少しているが、今年の第1四半期も減少傾向が続いている。
 

 

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