週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比1.12ドル安の70.49ドル、ブレント原油は1.00ドル安の78.52ドルとなった。

 前週末25日の海外原油は大幅下落。6月のOPEC総会でロシアとサウジが100万B程度の増産をする用意があると表明したとの報が流れたことで売りが売りを呼ぶ展開となった。

 先週は前週後半の流れから戻りは売られやすい地合いとなった。週明け28日はメモリアルデーにより米市場は休場であったが、時間外取引の序盤で一段安となり、戻りも鈍い展開であった。29日は続落、リビアで政府側と反政府側が12月に大統領選、議会選をすることで合意したことや、イタリアの政局不安により欧州株が軒並み下落したことで米国株も大幅下落し、リスク回避ムードとなった。30日は反発、OPEC加盟国とロシアなど非OPEC加盟国が協調減産を年末まで継続すると伝わったことで大幅高となった。31日は続伸後に急速に上値を削り反落、EIA在庫統計では増加予想に反して前週比360万バレル減少となり急伸する場面もあったが、サウジが週末にUAE、クウェートと協議をして増産の同意を求めるとの懸念から売りものに押される形となった。

 国内ではクラックはガソリンは軟調、灯油は堅調な動き。陸上市場ではガソリンが月末特有の枠消化の動きから一部の地域で安売りの動きがあった。月代わり後、一旦リセット上げとなったが、来週の仕切り値下げ見通しや梅雨時期による販売低迷懸念からガソリンは早めに捌きたいとの思惑が強く盛り上がりに欠ける展開となりそうだ。

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