ゴム週刊情報

◆ファンダメンタルズ

【産地】タイ主要原料シートゴム現物市場の取引量は一日当たり1トン~5トン。5月31日の価格はキロあたり48.08バーツ、RSS3号タイ主要港7月積は171.0~173.0セント。

【在庫】最新の全国生ゴム営業倉庫在庫(5月20日現在)は16,672トン(5月10日から337トン減少)。
5月中旬の入庫は417トン、出庫は754トン

【前検】6月前期ゴム品質検査申請締切日は5日、検査日は11日予定。

◆展開予想

 25日夜間、サウジアラビア増産の報に米国原油市場が急落したことで、今週の東京ゴム市場は軟調に始まった。天然ゴム生産国連合(ANRPC)が「今年1月から4月の世界の天然ゴムの需要は消費を上回った」と発表したことから天然ゴム市場の下値は支えられ、また、中国河北省で「大気汚染対策としてコークス工場、製鉄所、発電所が操業停止に追い込まれた」ことで中国のコークス・石炭・鉄鉱石先物市場が急騰、上海ゴム市場も連れ高となり、東京ゴム市場先限も195.8円まで上昇。しかしながら、週後半、イタリアの政情不安に端を発するドル安円高に東京ゴム市場の上値は抑えられ「失望売り」に反落。タイ産地が雨季入りし「今後、原料ゴム生産の回復が期待され、生産量も安定してくる」との思惑にも売られ、金曜日午前の東京ゴム市場先限は190円丁度を中心とした狭いレンジでの取引となっている。週の安値は(現時点で)188.1円。

 RSIは短期線が40を下回り「売られ過ぎ」感が漂うが、一目均衡表において、相場は193.6円の基準線を下回っており、下方にある雲への下落の可能性が高く、目先の取引レンジは、183円~193円と予想するが、その雲を突破した場合は、「3月下旬から続いてきた中期的な上昇相場の終焉」が懸念されることになるだろう。

 当先の鞘は、保管コストや在庫水準を考慮すると10~15円の範囲で推移すると予想する。
 

 

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