週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比0.31ドル高の71.61ドル、ブレント原油は2.2ドル高の79.52ドルとなった。

 前週末11日の海外原油は利食い売りが優勢な展開となり反落した。先週のEIA統計も米産油量の増加が示されたことが圧迫した。

 先週も強気筋主導の上昇相場が続いた。14日はイスラエルの米大使館移転に伴う抗議でパレスチナで多数死傷者が出たことにより地政学リスクが意識されたことや、OPECが月報で2018年の石油需要を2.5万B程上方修正し先進国の在庫の取り崩しを示したことが材料視された。翌15日も続伸した。米コノコフィリップスによるベネズエラ資産の差し押さえにより産油量減少が見込まれることや米国のイラン制裁再開による供給懸念が引き続き意識された。16日も小幅に続伸した。先日のOPECの報告に反しIEAが月報で原油高により石油需要が抑制されることを指摘し売りが先行したが、EIA石油統計で原油在庫が小幅に予想を上回る減少が示されたことで切り返す展開となった。17日はほぼ変わらずで取引を終えた。ベネズエラの産油量減少が懸念され買いが先行し、ブレント原油は一時80ドルの大台を回復するも、米国の石油消費が鈍化していることやシェールオイルの増産が持続していることなどが意識され高値では利食い売りが優勢となり、行って来いの展開となった。週末18日はドル高で売りが先行しつつやや調整ムードが強い値動きで推移している。

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