世界の石油消費量は増えている!が・・・②

原油(WTI先物)上昇。70ドル超え。イラン情勢の悪化懸念などで。70.42ドル/バレル近辺で推移。

金下落。ドルインデックスの上昇などで。1313.7ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)反発。11795元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)反発。461.2元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで399.3ドル(前日比5.1ドル縮小)、円建てで1378円(前日比48円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「世界の石油消費量は増えている!が・・・②」

前回は、「世界の石油消費量は増えている!が・・・」として、世界の石油消費量が増えていること、そしてその消費量の増加に呼応するように供給量も増加していることを述べました。

“世界の石油消費量が増えている”というニュースは世界の石油市場全体を網羅しておらず、消費量について述べるのであれば、供給量の増加を加味した上での議論が必要である、と筆者は考えています。

以下のグラフは、世界の石油供給量から消費量を差し引いた“需給バランス”を示したものです。

値がゼロの場合は供給量と消費量が同じ、つまり、需給はバランス状態にあることを指します。

また、値がプラスの場合は供給過剰(供給>消費)の状態を、値がマイナスの場合は供給不足(供給<消費)の状態を指します。

筆者が着目した点は、2000年代前半に日量400万バレル程度の大幅な供給不足に陥ったことがある点です。

この時の原油価格は急騰前夜あるいは急騰中でした。

このような動きから考えれば、日量400万バレル程度の供給不足が起きれば、原油価格は大きく上振れする可能性があると言えそうです。

現在の70万バレルの供給不足(2018年3月時点)では、原油価格を上向かせるには力不足だと言えそうです。

消費量の動向に着目する際は、供給の状況にも着目することが重要だと筆者は考えています。

図:世界の石油の需給バランスの推移 単位:百万バレル/日量

出所:米エネルギー省(EIA)のデータより筆者作成

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