イランの原油生産はどれくらい減る可能性があるのか?

原油(WTI先物)上昇。イラン情勢の悪化懸念などで。68.47ドル/バレル近辺で推移。

金下落。ドルインデックスの上昇などで。1311.5ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)下落。11290元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)反発。444.2元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで410.5ドル(前日比4.3ドル縮小)、円建てで1420円(前日比3円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「イランの原油生産はどれくらい減る可能性があるのか?」

イラン情勢が緊迫化しています。

5月12日(土)が、イラン核合意の修正期限とされています。

トランプ大統領をはじめ、欧州の一部の首脳は、イランに対して弾道ミサイルについての条項を追記または新たに交渉するよう、要請しているようです。

しかしそのイランは、ミサイルについて現在の合意内容を変更するつもりはないとしています。

このように、イランと欧米諸国の隔たりがあるまま、期限を迎えようとしています。

2015年7月、イランは核開発を縮小、欧米諸国はイランへの制裁を解除、という内容で大筋合意しました。

同年12月に国連などが認め、2016年1月から現在まで、イラン核合意が履行され、欧米による制裁が中断しています。

2015年12月まで、イランへの制裁が行われていた際、イラン企業や個人の資金凍結などが行われましたが、その中に“イラン産原油の輸出制限”というものがありました。

以下は、イランの原油生産量の推移です。

2012年ごろからの制裁によるイランの原油生産量が減少したこと、および2016年1月以降の制裁解除により原油生産量が増加したことが一目で分かります。

プラスマイナス日量およそ100バレルです。

制裁再開で、多くて日量100万バレル、仮に米国のみ合意を破棄することとなった場合でも、数十万バレルの生産量が減少する可能性があると筆者は考えています。

OPEC減産の大きな助けという面もあるため、今後もイランを取り巻く情勢に注目したいと思います。

図:イランの原油生産量の推移 単位:百万バレル/日量

出所:米エネルギー省(EIA)のデータより筆者作成

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