順守率最高も、残念なリーダーたちの原油生産量

原油(WTI先物)上昇。米原油在庫の減少見通しなどで。69.14ドル/バレル近辺で推移。

金反落。ドルインデックスの反発などで。1328.1ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)下落。11530元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)反発。447.3元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで406.4ドル(前日比4.8ドル拡大)、円建てで1396円(前日比3円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「順守率最高も、残念なリーダーたちの原油生産量」

減産が功を奏して世界の石油在庫が減少している旨の報道があります。

4月20日(金)に開催された減産監視委員会(JMMC)では、3月の減産順守率が今回の減産が始まって以降最高となる149%と報じられました。

減産順守率は、上昇の一途をたどっています。

同委員会では、減産はうまくいっており、OECD商業在庫を大きく減少させることに効果を発揮している、など、非常にポジティブな発言がなされました。

現在の原油価格が高止まりしている一因に、このような減産の状況があると考えられます。

以下のグラフはサウジアラビアとロシアという、OPEC側、非OPEC側のリーダーたちの減産開始時(2017年1月)を100とした原油生産量の推移です。

リーダーとして、上昇し続ける減産順守率に大きく貢献しているのだろう、と思いきや、リーダーたちの生産量は減産開始後、目立って減少していないことがわかります。

減産開始後、サウジアラビアはほぼ横ばい、ロシアは昨年秋ごろから増加傾向にあります。

つまり、過去最高の減産順守率に、リーダーたちは貢献していない、ということになります。

ではどの国が貢献しているのでしょうか?

一つは、自国の財政難・政情不安・生産施設の老朽化が進む、ベネズエラだと筆者は考えています。

(参考)ベネズエラの減産は減産合意を守るためではない!?(4月17日掲載)

図:サウジアラビアとロシアの原油生産量の推移(2017年1月を100として指数化)

出所:米エネルギー省(EIA)のデータより筆者作成

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