週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比3.90ドル高の66.93ドル、ブレント原油は4.12ドル高の71.91ドルとなった。

 前週末6日は大幅下落。トランプ大統領が中国に対して追加関税を課すことが指示されたことを受けて、リスク回避の動きが強まり、株が大幅安。原油に対しても大きな圧迫材料となった。

 週明け9日は急反発。米中通商問題に関して、米大統領経済諮問のラリー・クドロー氏が交渉で解決可能との見方を示したことで楽観的な見方が広がり、株高から原油高に繋がった。また、トランプ大統領がシリアへの軍事攻撃の可能性を示唆したことで中東リスクの高まりが意識されたことも支援材料となった。翌10日は大幅続伸。中東のリスクが意識され堅調に推移する中、中国の習近平国家主席が自動車関税の引き下げ、輸入の拡大していくとの方針示したことで米中通商問題に対する警戒感が薄れたことが材料となった。翌11日も大幅続伸。米EIA在庫統計においては原油在庫が予想125万B減少に対して330.6万Bの増加と予想に反し大幅増加となったことで発表直後は利食い売りに圧迫されたが、その後は中東リスクが意識されたことで大幅反発となり、安値からWTIベースで2ドル以上の上昇幅となった。翌12日も小幅続伸。シリアを巡り米国とロシアの対立を材料に堅調な動きが続いたが、トランプ大統領がシリア攻撃の時期を明言しなかったことで目先の警戒感が後退したことで上値は抑えられた。

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