原油市場に漂う思惑をかき立てる複数の上昇要因

原油(WTI先物)続伸。中東情勢の悪化懸念などで。65.72ドル/バレル近辺で推移。

金反発。ドルインデックスの弱含みなどで。1345.2ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)反発。11615元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)上昇。420.0元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで409.2ドル(前日比3.7ドル縮小)、円建てで1381円(前日比38円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「原油市場に漂う思惑をかき立てる複数の上昇要因」

ここ数か月間、原油市場は下落した時に、節目で買いが入りやすい状況が続いています。

3月前半は60ドル、3月後半は64ドル、現在は62ドルが、それぞれの時期の価格反発の目安となった(なっている)と言えます。

原油価格が反発したタイミングの前後に報じられた主な変動要因をまとめると、以下のようになります。

期待・懸念・警戒感・安心感など、いずれもまだ起きていない事象に対する思惑を強めるものだったことが分かります。

節目まで下げて短期筋が買いやすくなったと見られること、そして思惑が強まる材料が重なったことが、ここ数か月間、何度も節目で反発している要因だと思います。

原油相場は、引き続き思惑主導・短期筋の買い支えにより、現在維持している62ドル台を維持、62ドルを割り込んでも3月に維持した60ドル台を維持する可能性があります。

ただ、市場のムードが大きく変わって、これまで膨らんできた思惑がはじけて、投機筋の売りが進んだ場合、節目を割れる下落になる可能性もあると見ています。

図:直近数か月間の原油価格反発時の材料の評価

出所:各種資料より筆者作成

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