米原油輸出、輸出再開前後の相手国数・輸出量の変化

原油(WTI先物)下落。米国の稼働リグ数の増加などで。62.23ドル/バレル近辺で推移。

金上昇。ドルインデックスの下落などで。1335.8ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)、休場明けやや反発。11375元近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)、休場明け398.1元で取引再開。400元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで411.5ドル/トロイオンス(前日比4.0ドル縮小)、円建てで1387円(前日比34円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「米原油輸出、輸出再開前後の相手国数・輸出量の変化」

米国が2016年1月に再開した原油輸出の再開について、前回、「解禁後、増え続ける米国の原油輸出相手国」として、輸出相手国の数について書きました。

輸出解禁から時間の経過とともに、輸出相手国の数が増えてきていることが分かりました。

今回は国別の輸出量について触れたいと思います。

以下の表は、輸出再開直前の2015年12月と、再開から2年後となる2018年1月の、国別の輸出量の変化を示したものです。

この2年間で米国の原油輸出量は日量94万8千バレル増、輸出相手国の数は13か国増となりました。

個別の国で見てみると、最も輸出量が多いカナダについては輸出量はほぼ変わらず、(以下、量の順で)中国が日量31万3千バレル増、オランダが日量15万8千バレル増、台湾が日量11万4千バレル増となっています。

オランダはロッテルダム港へ向けたもとみられ、その場で精製され、その製品が別の国に渡る可能性があります。

また、キュラソーですが、これはベネズエラに程近いカリブ海にあるオランダを構成する島です。

ベネズエラ産の超重質原油を精製する際に別の石油製品が必要な場合があるとされます(希釈する目的など)。

隣国のキュラソーに米国が原油を輸出し、キュラソーで米国産原油を精製してできた石油製品をベネズエラに輸出する、という流れができている可能性があります。

米国の原油輸出は、量も相手国の数も増加傾向にあります。

今後、日本向けの輸出が拡大する可能性もあります。

図:米原油輸出における輸出再開前後の相手国数・輸出量の変化

出所:米エネルギー省(EIA)のデータをもとに筆者作成

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