株の下落と原油価格の推移

原油(WTI先物)弱含み。などで。63.17ドル/バレル近辺で推移。

金反落。ドルインデックスの強含みなどで。1336.7ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)下落。11435元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)下落。402.1元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで409.0ドル(前日比0.6ドル拡大)、円建てで1373円(前日比20円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「株の下落と原油価格の推移」

一昨日、休場明けとなった米国市場では、株価とともに原油価格が下落する展開となりました。

グラフの通り、この時間帯の原油市場とS&P500指数の動きを見てみると、S&P500指数の方が下落率が高かったことが分かります。

報じられているとおり、米中貿易戦争への懸念が世界の原油消費量を減少させる懸念に発展したのだと思います。

だた、その懸念の広がりは限定的だったとみられます。下落は一時的で基本的に思惑主導の強い環境は継続しているようです。

OPECと非OPEC、合計24か国が実施して1年3か月が経過した減産において、順守率は上昇傾向にあります。

先月公表された2月の減産順守率は138%となり、減産開始後最高となりました。

この点は、安心感や期待というプラスの思惑を市場に与えていると考えられます。

一方で、米国の稼働リグ数、原油生産量、原油在庫といった、複数の主要な原油関連のデータを見た場合、稼働リグの水準は3年ぶりの高水準を維持しています。

また、原油生産量は記録的な高水準を維持、原油在庫についても高水準のままです。

少し長い期間で見ればこれらのデータは原油市場にとってマイナス要因といえます。

引き続き、現在の原油相場が、弱材料を材料視しない思惑主導の上昇相場にある可能性に注意が必要です。

図:S&P500指数とWTI原油価格の推移

出所:CMEなどのデータより筆者作成

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