新年度相場見通し

 既存レポートやセミナー・TVなどで、「NY原油とNYダウの三角保合いは、ダブルチェックした方が、ダマシを避けやすい」としたが、3月にそれぞれが逆方向に保合いを放れたことで、結局、いずれももち合い放れから本格的なトレンド加速には至っていない。

 現段階では、両銘柄共にボックス相場に変化するシナリオと、NY株価の下げにNY原油が追随するシナリオの、どちらかが優勢になりそうな状況だ。

 NY原油が高値を更新して、NYダウが追随するシナリオは低いだろう。

 NYダウの下げ加速に追随して、NY原油が下げた場合、保護主義的な通商政策の広がりが世界景気に悪影響を与えるとの見方や、ロシアの増産、サウジのアジア向け販売価格の引き下げなどが、後付け的に材料視されて、心理的節目60ドル~レンジ下限(58.07ドル)が意識されそうだが、5月に入ると、中東の地政学リスクの高まり(イスラエルの米大使館移転・トランプ大統領のイスラエル訪問、イランに対する制裁再開の可能性)が予想される。

 4月に安値試しが先行したとしても、NYダウの下げ止まりや、NY原油のチャート上の底打ち確認を待って、買い主体の戦略を考えたい。

 北朝鮮の金習恩委員長による中国への電撃訪問以降、一服感が出ている北朝鮮リスクに対して、急速に緊張感が増しているのが中東情勢だ。
 

 

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