新年度相場見通し

 4月新年度入りしたが、欧米勢のイースター休場・中国勢の清明節を控え、薄商いが続いている。この薄商いの時間帯はダマシが多く、週明けからが、トレンド認識する上で重要かもしれない。

 この10年間のドル円を振り返って見ると、4月は3月からのトレンド転換傾向が確認される。3月に材料視された「地政学リスク」や「貿易戦争問題」が一服するなら、ドル買いの動きも想定される。

 一方、昨日のように「貿易問題」が浮上してNY株価が売られると、ドルの上値は抑えられやすい。

 目先は、NYダウが終値ベースで200日移動平均線を維持できるか否かが焦点になりそうだ。週末に予定されている米雇用統計を受けた追加利上げ観測の高まりがどのようになるか?、それに対するNYダウの下値耐久力が焦点だ。

 また、過去の季節傾向では、4月のNY株式市場の陽線確率は高く、リスクオンになりやすい。例年だと、株高・ドル高が意識されやすいものの、トランプ政権下の今年は、すんなりとはいかないのではないかとの懸念も強い。

 仮に、NYダウが終値ベースで200日移動平均線を割り込んだ場合、短期的にはリスクオフからドル売りとなりそう。商品市場では、NY金は買われそうだが、NY原油・白金などは売りで反応しそうだ。

 一方、週末の雇用統計などを受けて、NY株式市場が追加利上げ観測に耐久力を見せるなら、過去の季節傾向通り、ドル買い・株買い、NY金売りとなりそうだ。NY原油に関しては、株高で下値は支えられそうだが、中東の地政学リスクが高まるまでは、季節的な需要減少(端境期)との綱引きになるだろう。
 

 

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