週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比0.14ドル安の64.94ドル、ブレント原油は0.24ドル安の69.34ドルとなった。

 前週末23日はサウジアラビア政府が2019年も協調減産を実施することを示唆したことや、ドル安が進行したことで直近の高値を上抜き、2月初旬以来の水準までの急騰となった。

 週明け26日は小反落。米国がイランに対して経済制裁を再開するとの懸念により、原油生産の減少に繋がるとの予想から堅調であったが、年初来高値圏ということもあり、週末の急騰に対する利食い売りが優勢となった。翌27日は小幅に下落。シェールオイルの増産を背景に、原油在庫が増加見通しであることで、前日に引き続き利食い売りに押される格好となった。加えて、米国と中国の貿易戦争懸念により、株式相場の上値の重さも圧迫材料となったとみられる。翌28日は続落。EIA在庫統計において原油在庫が予想以上に増加したことや、原油生産の増加、ドル高の進行もあり、大幅な下落となったが、製品在庫の予想以上の減少、米国のイランへの経済制裁の再開への警戒感、ベネズエラの原油生産減少もあり、下げ渋る動きもみられ、次第に安値からは大きく買い戻される展開となった。翌29日は反発。OPECのバーキンド事務局長がOPEC加盟国と非加盟国との「来年以降長期にわたる協力を模索している。」との発言から堅調な動きが続き、引けにかけては株高が進行したことも支援材料となった。

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事