ゴム週刊情報

◆ファンダメンタルズ

【産地】タイ主要原料シートゴム現物市場の取引量は一日当たり2トン~7トン。週末前(29日)の価格はキロあたり45.39~45.55バーツ、RSS3号タイ主要港5月積は167.0~170.0セント。

【在庫】最新の全国生ゴム営業倉庫在庫(3月10日現在)は、依然、15,054トン(前旬比152トン減)。

【前検】4月前期ゴム品質検査は10日、申請期限は4日。

◆展開予想

 3月23日夜間節にて上海ゴム市場は更に下落したことを受け、今週の東京ゴム市場は急落して始まり、先限は2016年10月11日以来の173.3円まで沈んだ。しかしながら、先週の相場急落の引き金となった「米国の対中国制裁関税実施」に関し、米財務長官が「米中貿易戦争回避に楽観的な見通し」を示したことから東京ゴム市場の下値は支えられ、また、タイ政府が同国現物市場で介入を続けたことで、天然ゴム先物市場では買戻し先行の中、緩やかな反発を見せ、27日に発会した新圃先限9月限は、180円台を回復。週の高値は183.8円、安値は173.3円。週末を控えて181.0円を挟んだ展開となっている。3月末で終了となる主要3生産国による「輸出削減政策」に関しては、依然として「継続」に関する情報は発表されていない。

 RSIは短期が40台を回復し、相場は「中立状態」に近くなったが、目先は、更なる上昇が予想される。一目均衡表においては、再び「堅調相場への転換」が期待されるものの、190円の上には分厚い雲があり、反発の上値抵抗線になり、目先の先限取引レンジは180円~190円と予想。中期的には堅調相場への転換は困難とみる。

 当先の順鞘幅は「受渡期限切貨物懸念」に先限が売られ7円を割り込んでいるが、当限の下値は堅く、中長期的にはキャリーコストの上昇や日本国内の需要低迷に順鞘幅15円程度へ拡大すると予想する。
 

 

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