ゴム週刊情報

◆ファンダメンタルズ
【産地】タイ主要原料シートゴム現物市場の取引量は一日当たり10トン~21トン。週末前(15日)の価格はキロあたり46.34~46.39バーツ、RSS3号タイ主要港5月積は173.0~175.0セント。

【在庫】最新の全国生ゴム営業倉庫在庫(2月28日現在)は15,206トンと2月20日から329トン増加。
(全国ゴム営業倉庫在庫の15,000トン台回復は2015年6月20日以来のこと)

【前検】3月後期ゴム品質検査には1,600トンの新規貨物が申請された。

◆展開予想
 3月8日発表の中国の2月ゴム輸入量(天然ゴムと合成ゴム)は約38万トン、また、12日発表の同国2月の新車生産及び販売台数は共に170万台前後と、輸入・消費は前月比4割近い減少となり、春節休暇があったことを差し引いても、中国の需要は好調ではないことを示唆、週を通して上海ゴム市場は軟調な展開を続けたものの、東京ゴム市場は安倍政権への不安と米国利上げ期待による円安ドル高に下値を支えられた。タイ政府は15日、ゴム減反実施への農家への補償資金集めに国債発行を考慮と発表したものの、この3か月の輸出規制政策により減産期入りしたにも関わらず在庫は潤沢。その効果は疑問視されている。東京ゴム先限は195.8円まで上昇したものの、高値更新に至らず反落。週末を控え192円を挟んだ展開。週の高値は195.8円、安値は189.0円。

 RSIは短期が60台を回復後、反落。一目均衡表においては雲までに距離を縮めているものの、軟調相場にあることに変わりはない。目先の取引レンジは依然として185円~195円と予想する。

 当先の鞘は順鞘10円前後まで拡大しており、26日の納会に向けて、当限の地合いの弱さが先限の「期限切貨物還流」よりも注目され始めている模様。中長期的にはキャリーコストの上昇や日本国内の需要低迷を反映して、15円程度へ拡大すると予想する。
 

 

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