原油はボックス圏の動き

 3月に発表される米EIA、OPEC、そしてIEAの月報が出揃った。

 最初に発表された米EIAの月報で、米国の2018年の原油生産は前年比138万バレル増の日量1070万バレルとしており、前月発表の126万バレル増を上方修正している。その後、米EIAは4月の米シェールオイルの生産高予想も発表したが、日量695万バレルで、3月の682万バレルより13.1万バレル増と予測している。3月は前月比10.5万バレルだったことから、増加幅がさらに拡大するとみている。

 米EIA月報で示される原油生産も発表されるたびに水準を切り上げており、米国原油の増産ペースの拡大が一層顕著となっている。

 OPEC月報では、世界の石油需要の伸びを前月の159万バレルから160万バレルに上方修正し、一方、OPECの2018年の原油生産は前月よりも25万バレル減の3261万バレルとしている。

 IEA月報では、2018年の世界の原油需要の伸びを前月から10万バレル引き上げ、日量150万バレルとしている。OPECの2018年の原油生産は日量3210万バレルとしているが、非OPECの原油生産は前年比180万バレル増で、前月から据え置いている。

 OPECとIEAの月報は、前月の弱い内容から一変し、やや強気の内容が示された。

 さて、前月は一連の月報発表後にWTI・ブレントとも売り材料出尽くしから急伸したが、今回の上昇はイマイチ。後半に発表されたOPECとIEAの月報が強い内容だったものの、上値の重い展開をみせている。
 

 

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