OPECの18年2月の原油生産量は減産開始後、4番目の低水準だが・・・

原油反発。OPECの月報で2月のOPECの原油生産量が前月比減少となったことなどで。61.05ドル近辺で推移。

金反落。ドルインデックスの強含みなどで。1324.9ドル近辺で推移。

上海ゴム反発。12810元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで363.4ドル(前日比0.7ドル拡大)、円建てで1226円(前日比11円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「OPECの2018年2月の原油生産量は減産開始後、4番目の低水準だが・・・」

昨日(3月14日)は、OPECの月報、米エネルギー省(EIA)の週間石油統計の発表がありました。

強弱の材料が交錯し、原油価格は国内外ともに一旦は下落、その後は反発、という展開になりました。

複数のデータがあった中で、反発の主な材料となったと報じられたのは、OPECの2月の原油生産量が前月比で減少となった点です。

以下のグラフのとおり、OPEC14か国(減産開始当時は13か国、2017年6月から14か国)の原油生産量の合計は、減産開始と同時に減少、その後増加、そして再び減少、という流れになっています。

2018年2月のOPECの原油生産量は日量3,218万バレルと、減産が始まって4番目に低い水準の生産量となりました。

現在は、昨年7月から始まった生産量の低下傾向の最中にあると言えます。

また、2016年11月のOPEC総会で合意した、減産期間中のOPECとしての生産量の上限である、日量3,250万バレルを下回っています。

合意内容を守り、生産量もさらに低下、ということで、市場はこの状況を好感したと考えられます。

その中で、筆者が注目したのは、サウジアラビアとベネズエラの生産量です。

サウジアラビアの生産量は4か月ぶりに日量998万バレルを超え逆に増加しています。

また、ベネズエラは生産量が減少した国の中で最も減少幅が大きい国でしたが(前月比日量5万3000バレル減)、政情が不安定であるために生産量が減少した可能性は否定できません。

もとより、減産実施の有無に関わらず、ベネズエラの生産量は、長期的な減少傾向にあります。

減産は今年12月まで継続します。

引き続き、OPEC全体のみならず、個別の国の生産量にも注目していきたいと思います。

図:OPECの原油生産量の推移 単位:万バレル/日量

出所:OPECのデータをもとに筆者作成

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事