天然ゴム生産国会議による2018年の天然ゴム需給

★ 天然ゴム生産国会議(The Association of Natural Rubber Producing Countries:ANPRC)は『天然ゴムの傾向と資料2018年1月号(Natural Rubber Trends & Statistics, January 2018)』を2月23日公表した。これによると、2018年の世界の天然ゴム供給量は1,378万4千トンと前年の1,319万6千トンを+58万8千トン上回る。増加が小幅にとどまるのは、タイの生産量が437万5千トンに▲1.2%減少するためである。一方2018年の天然ゴム需要は前年比+2.8%増加し、2017年の1,296万4千トンから1,332万7千トンになるという。生産国各国も独自に天然ゴム需要を開拓し、世界の需給バランスは均衡に近づくという。IMFによれば2018年の世界経済は上方修正され、米国の減税措置などにより成長傾向が続くという。またOPEC諸国等の原油生産削減や中近東の地政学的リスクにより、原油価格は安定し、今年の天然ゴム価格にも良い影響があるだろうと述べている。中国では1月に早期のウィンタリング入りが記録され生産の減少となっている。このウィンタリング入りは他の天然ゴム生産国でも同様に起きている。そのため天然ゴム供給は低下し、今後数か月の需給を均衡させるだろうという。

 なお、この数字を表にすると別表のようになるが、世界の需給は2017年の+23万2千トンの生産過剰が2018年は+45万7千トンの生産過剰に増加することになる。
 

 

 

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