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シカゴ穀物の強調地合い続く

 シカゴ穀物相場の連騰が続いている。とりわけ、シカゴ小麦と大豆の上昇が際立っており、小麦の急騰に追随する格好でトウモロコシも続伸している。

 週明けの2月26日に米冬小麦の主産地であるカンザス、テキサス、オクラホマの冬小麦の作柄状況が州別のクロップレポートを明らかにされた。1月から3月は月末に作柄状況や土壌水分が発表される。ちなみに、上記3州で米国の冬小麦の作付面積の52%を占めている。

 その冬小麦の優と良の合計はカンザスで11%(前月14%)、オクラホマは4%(同4%)。テキサスは今年初めての作柄状況発表となるが、オクラホマと同じ4%だった、いずれも極めて深刻な作柄状況である。

 加えて、欧州の冬小麦の低温障害で作柄悪化が懸念されており、シカゴ小麦はその発表後、急伸を続け、期近ベースで昨年7月以来の水準まで買い進まれている。

 シカゴ大豆は期近ベースで昨年2月以来の水準まで急伸している。大豆粕がけん引役になっているが、世界最大の大豆粕の輸出国であるアルゼンチンの供給不安が大きな支援材料になっている。

 米プレーンズと南部、そしてアルゼンチンでの作柄悪化の共通点は乾燥した天候が原因ということ。ブラジル大豆は過去最高の大豊作観測もあるが、アルゼンチンの作柄悪化による減産幅が今後、拡大するとみられるだけに、大豆製品の供給不安が大豆市場では注目されている。
 

 

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