米メキシコ湾岸地区の原油在庫に注目する理由

原油反落。米国の原油生産量の増加観測などで。62.74ドル近辺で推移。

金反発。ドルインデックスの弱含みなどで。1319.6ドル近辺で推移。

上海ゴム上昇。13020元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで335.8ドル(前日比2.3ドル拡大)、円建てで1150円(前日比17円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「米メキシコ湾岸地区の原油在庫に注目する理由」

最近なされたOPEC関連の要人の発言の中に、減産が功を奏し、OECD(先進国)石油在庫が目標とする過去5年平均まで順調に減少してきている、というものがありました。

確かに、この発言のとおり、筆者が確認した商業在庫ベースでもOECD石油在庫は減少傾向にあります。

また、OECD石油在庫に占める米国の石油在庫の割合はおよそ42%と高い割合を示しています(2018年1月時点 米エネルギー省の短期見通しのデータより)。

筆者が注目しているのは、これに関連する米国の原油在庫(戦略備蓄除く)です。

米国の原油在庫の増減は同国の石油在庫の増減に大きな影響を与えます。

そのため、OECD石油在庫に着目する上で、米国の原油在庫の推移にも注目する必要があります。

米エネルギー省は米国全体を5つの石油管理地区に分けています。(PADD:The Petroleum Administration for Defense Districts PADD1~PADD5)

それらの地区の中で、全米の原油在庫の50%超を有するのが、テキサス州とルイジアナ州を含むPADD3の「メキシコ湾岸地区」です。

以下はそのメキシコ湾岸地区の原油在庫の推移です。

ピークよりは減少しているものの、正常な状態までまだ道半ばと言えます。

この地区の本格的な原油在庫の減少が見られなければ、世界的な石油在庫の顕著な減少は実現できないと、筆者は考えています。

引き続き、米国のメキシコ湾岸地区の原油在庫の推移に注目していきたいと思います。

図:米メキシコ湾岸地区の原油在庫の推移 単位:億バレル

出所:米エネルギー省(EIA)のデータより筆者作成

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