週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比1.12ドル高の62.80ドル、ブレント原油は1.70ドル高の66.36ドルとなった。

 前週末16日の海外原油はリグ稼働数の増加やドル高などで軟化する場面も見られたが、好調な米経済指標を受けて株高となるなどリスクオンの動きに支えられ小幅に続伸した。

 週明け19日はプレジデンツデーのため休場、翌20日は堅調な株式相場や、中東での緊迫感の高まりを受けて上昇した。イスラエルのネタニヤフ首相がシリアでの国境紛争をめぐり、イランに対して直接行動を取る可能性があると述べ、イランもこれに対し応酬するなど中東の地政学リスクが意識される格好となった。翌21日は原油在庫の拡大予想やFOMC議事録を受けたドル高や株の急落を受け軟調に推移したが、株式相場が落ち着いたことや、API統計において原油在庫が小幅ながら減少していたことで値を戻す動きとなった。週末にかけてはEIA統計において原油在庫が235万B増加予想に対して161万B減少と予想外に取り崩しとなったことがきっかけとなり急反発。米原油生産の増加や、製油所稼働率の低下で原油消費量は抑えられているものの、輸出が拡大していることで在庫が減少した模様。

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