週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比1.12ドル高の61.68ドル、ブレント原油は0.25ドル高の64.66ドルとなった。

 前週末9日は大幅に下落した。北海フォーティーズパイプラインの再開や米国リグ稼働数が26基増加の791基と大幅増加したこと、先日のEIA週報では米国の産油量が1025万B/Dと伸びが示されOPECの減産効果を相殺する可能性を懸念する動きとなった。

 週明け12日は、先週大幅安となった反動や押し目買いなどから大幅に値を戻す場面もあったが、 EIAの掘削生産者報告にてシェールの更なる増産が示唆されたことや、週央のEIA統計の在庫増加予想などを背景に売られ、上げ幅をほぼなくす展開となった。翌13日もシェール増産が1100万B/Dまで拡大する見通しが示されたことなどから売りが先行したものの、イラク石油相の減産期間の延長を協議するという発言やドル安推移に支えられ下げ幅をおおむね取り返す展開となった。翌14日は早朝に発表の米API石油統計で原油が予想以上の増加が示され、EIA統計に向け手仕舞いなどから売りが優勢となったものの、EIA統計で原油在庫は増加したものの予想を下回り、輸出好調などから受け渡し地クッシングの在庫大幅減少が示されたことから買戻しが入った。その他、サウジのエネルギー相が協調減産早期終了よりは出口を緩やかなど減産継続を示唆したことを好感した。翌15日は続伸した。株価が反発したことやドル安推移、また、前日のEIA統計で需給の堅調さが示されたことを好感し上昇した。しかし、同日WTIが堅調の一方、ブレント原油はほぼ横ばい推移し、ドル円は軟調となったことで週末の東京市場は総じてマイナス推移となった。

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