トランプ大統領と米国の原油生産量(ベアーズ・イヤーズ地区編)

原油反発。ドルインデックスの下落などで。61.66ドル近辺で推移。

金上昇。ドルインデックスの下落などで。1361.0ドル近辺で推移。

上海ゴム、春節のため休場。

金・プラチナの価格差、ドル建てで351.1ドル(前日比0.2ドル縮小)、円建てで1182円(前日比10円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「トランプ大統領と米国の原油生産量(ベアーズ・イヤーズ地区編)」

昨日の「トランプ大統領と米国の原油生産量(バッケン地区編)」に関連し、トランプ大統領が米国の原油生産量を今後も増加させると考える理由について、ロッキー山脈南部、ユタ州ソルトレイクシティ―南部にある「ベアーズ・イヤーズ地区」(熊の耳のような形をした大規模な岩が国定記念物に指定され、周辺の深い峡谷や森林などがアウトドアのメッカとなっている地区)の例を述べたいと思います。

2017年12月にトランプ大統領は同地区を含むユタ州にある2カ所の国定記念物指定保護地域の範囲を大幅に縮小すると発表しました。

米エネルギー省の資料によれば、ユタ州南部の同地区は、ニューメキシコ州北西部まで伸びる石油パイプラインの延長線上にあり、かつ、ユタ州北部とコロラド州西部などに広がるシェール主要地区の1つ「ナイオブララ地区」に程近い地区です。

シェールオイルかどうかまでは判断は難しいですが、各種資料や報道等をもとに考えれば、「ベアーズ・イヤーズ地区」の国定公園の縮小は、石油資源を開発できる可能性があり、かつパイプライン等のインフラ敷設が比較的容易であることが背景になっていると考えられます。

石油や天然資源が豊富であるとの報道もあります。

バッケン地区の例から考えれば、いずれ「ベアーズ・イヤーズ地区」は石油の生産地区として、雇用を生み、石油企業や地元自治体を潤す地区になる可能性があります。

つまり、この件も、トランプ大統領による米国の原油増加要因になると考えられます。

日量1000万バレルに達した米国の原油生産量のこれ以上の増加は、原油価格を下落させる要因になると筆者は考えています。

図: 「ベアーズ・イヤーズ地区」とその周辺図(イメージ)

出所:米エネルギー省(EIA)のデータをもとに筆者作成

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