白金は押し目買い、パラジウムの強調地合いが支援材料

 ジョンソン=マッセイは14日、2017年の世界のパラジウムは62.9万オンスの供給不足だったと指摘している。ロシアの供給減が影響し、供給が前年比で2%減となったものの、需要は米国と中国での自動車用触媒需要が同姓で同7%増としている。旺盛な需要は2018年も期待されており、供給不足も継続すると示唆している。

 一方、白金の2017年の世界の需給バランスは11万オンスの供給過剰と指摘しており、日本の投資用需要と中国の宝飾品需要の落ち込みが目立っている。2次供給も順調で、2018年も供給過剰が続くと予想している。

 NYパラジウムはこの発表を受け、また1000ドルの大台を回復している。15日にはUBSがNYパラジウムの価格見通しを1000ドルから1050ドルに引き上げている。今後1年の平均値の予想であるが、それも供給不足の継続を背景にした動きであるのは確かといえる。

 NYダウの急落によって、調整安に拍車がかかっていたNYパラジウムであるが、高値から180ドル近く急落した後、ひとまず3分の1戻りは完了。目先は半値戻りの1040ドル台を視野に入れた展開が予想される。

 白金の供給過剰の継続が指摘されたが、その程度は縮小するとみられ、またパラジウムの強調地合いが継続すれば、それに対する追随高も予想される。
 

 

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