実勢悪をようやく評価され、急落する海外原油

 2018年の米国の石油需要の伸びを47万バレルから45万バレルに下方修正しており、米国の石油需給バランスは悪化することになる。

 相次ぐ米EIAの弱気な石油統計は昨年末から予想されていたものの、株高の影に隠れて、売り材料に評価されなかったが、ここにきては急落要因になっている。

 8日には1月の中国の貿易統計が発表され、1月の中国の原油輸入は日量957万バレルと月間ベースの過去最高を更新したが、米国の原油の需給バランス悪化の前に全く、支援材料として評価されなかったが、それだけ市場の先安懸念が強いともいえる。

 ブレント期近4月限はすでに一目均衡表の雲に沈んでいるが、WTI期近3月限はまだまだ。雲の上限が58ドル台にあるため、60ドル割れも通過点と考えておきたい。

 東京市場は3連休を迎えるが、連休明けの東京原油先限は4万円の大台割れを強いられることになるとみる。

 週明け12日にOPEC月報が明らかにされるが、自律反発を促す内容も予想されるが、売り場提供になってしまうとみる。連休明けの東京も売りスタンスで臨みたい。
 

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