ゴム製品の旺盛な需要は今後も継続する

★ 日本の自動車生産台数は、2016年の920万5千台、2017年の952万2千台(前年比+4%増)に対し、2018年は948万9千台(▲1%減)と自動車販売業協会は予想している。国内販売台数は、2016年は497万台、2017年は522万4千台(前年比+5%増)に対し2018年は514万6千台(前年比▲1%減)、輸出台数は16年の463万4千台、17年の468万4千台(前年比+1%増)に対し2018年は469万4千台(横ばい)と予想している。

★ 新車用自動車タイヤ需要は、2016年は4,276万7千本だったが、2017年は+前年比3%増の4,421万6千本、これに対し2018年は前年比▲1%減の4,362万1千本と予想している。

★ 市販用タイヤ需要は、2016年は6,988万4千本だったが、2017年は前年比+1%増の7,112万5千本、これに対し2018年は前年比▲1%減の7,065万4千本と見ている。

★ 2017年は自動車のみならず、建設機械、工作機械など需要業界の好調を受け、関連ゴム製品の生産も好調に推移した。建機の出荷金額も3年ぶりに増加し同+19.1%の大幅増となった。工作機械は16年の大幅減からプラスに転じ同+14.6%増加した。それに伴い、自動車関連では、防振ゴム、パッキン類などが堅調な伸びを見せた。1-11月累計のゴム製品生産実績(確報・経済産業省統計)を見ると、防振ゴムは前年同期比+3.0%増、パッキン類は同+5.2%増、スポンジ製品は同+2.0%増、自動車用ホースが+3.4%増、ゴム板が同+6.5%増と堅調だ。ゴム製品の中でも、特に大きな伸びを見せているのが高圧用ホース。大口需要先である建機、工作機械の生産増により同+27.6%増と3割近く増加している。高圧ホースメーカーは各社ともフル生産状態だが、それでも旺盛な需要に対応しきれない状況という。伝動ベルトやチューブ製品も、半導体製造装置や産業用ロボットの好調により、生産が伸びている。建機、工作機械、半導体、ロボットなどは18年も好調さが持続する見通しで、関連ゴム製品の旺盛な需要は今後も継続すると予想される。
 

 

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