NY株価急落を受けた金相場見通し

 1月11日当欄で「原油価格が大底を確認して反発しており、この数年間、上昇してこなかったインフレ指標が反発してくると、追加利上げを急ぐ格好となり、それが結果として、株価や景気の修正を招きかねないリスクに2018年は注意を払いたい。」としたが、強気の雇用統計をきっかけに、米利上げ観測の高まりを嫌気したNY株価が急落。昨晩は、下げ幅が一時は1597ドルとなり、過去最大の下げ幅を記録した。

 毎年、年初に発行している「2018年展望レポート」で、今年のキーワードとして、『終わりの始まり(低インフレ・ゴルディロックス)』。『ニューヤルタ(米国の影響力低下、中国・ロシアの影響力増大)』。『3つのⅩデー(北朝鮮・中東・金融)』を挙げた。

 2017年は、低インフレ・ゴルディロックス(適温相場)・グレート・モデレーション(大いなる安定)などと囃され、世界的な株高となったが、2018年はこれらの「終わりの始まり」が意識される年となりそうだ。良い金利上昇と共に株価も上昇と言うこれまでの流れに変化が感じられる。

 バブルの様相を見せていた仮想通貨も、ビットコインのCME上場後に調整に入った流れが、大手取引所コインチェックの不正送金問題で加速し、新たに「テザー」と呼ばれる中国本土の投資家によって活発に取引されている仮想通貨を巡る懸念が波乱要因になりそうな雰囲気だ。
 

 

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