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OECD石油在庫、減少続くも問題あり!?

原油下落。米国の原油在庫の増加観測などで。64.88ドル近辺で推移。

金下落。ドルインデックスの強含みなどで。1334.8ドル近辺で推移。

上海ゴム下落。13760元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで331.8ドル(前日比2.1ドル拡大)、円建てで1179円(前日比3円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「OECD石油在庫、減少続くも問題あり!?」

主要国の石油在庫が減少傾向にあります。

2016年夏時点で大幅に増加していた在庫が減少に転じ、2014年以前のような正常な状態に戻りつつあります。

世界の石油需給が引き締まり、世界の石油在庫が正常化に向かうことが連想される中、このような将来への連想・期待が、足元の原油価格が高値を維持する一因になっていると考えられます。

ただ、OECD石油在庫は減少しているのですが、筆者は3つの留意点があると考えています。

1.急増前の水準(正常化)まで、あと2億バレル以上の削減が必要。
2.減産体制が目標とする「過去5年平均」まで減少しても、急増前の水準までの減少にはならない。
3.OECD(主要国)の在庫が減少しても、OECDに加盟していない国の在庫が増えれば、世界全体の需給は引き締まらない。

OECD石油在庫が前の週や前の月に比べて減少したとしても、水準はまだまだ高いと言えます。

また、減産体制は先進国在庫について言及していますが、先進国在庫が世界全体の在庫ではない点にも留意が必要だと思います。

このような環境の中、高水準の石油在庫において、前の週や前の月に比べて減少したことが材料視されて足元の原油価格が上昇している節があることを考えれば、やはり、現在の相場は思惑が主導している状況なのだと思います。

原油生産量の増加などにより、在庫の減少が止まったり増加したりすれば、これまでの思惑が後退して下落する場面もあると考えています。

図:OECD石油在庫の推移 単位:百万バレル

出所:米エネルギー省(EIA)のデータをもとに筆者作成

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