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“逆オイルショック”とは!?

原油上昇。米国の原油在庫が減少したことなどで。65.41ドル近辺で推移。

金下落。ドルインデックスの上昇などで。1351.0ドル近辺で推移。

上海ゴム反発。13820元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで332.4ドル(前日比12.5ドル縮小)、円建てで1189円(前日比2円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「“逆オイルショック”とは!?」

“逆オイルショック”とは、原油価格の急落が引き起こす、産油国の政情不安に端を発する世界規模の負の連鎖のことだと筆者は考えています。

“逆オイルショック”と言われた2014年半ばから2016年初頭に発生した原油価格の急落・低迷時に発生した事象を参考に、以下のとおりイメージ図を作成しました。

原油価格の下落が、産油国の財政を悪化させて産油国の資産(株式等)の売却を誘発しました。

産油国の資産売却による世界的な株価の乱高下は、世界景気の停滞懸念とリスク回避のムードを強めました。

世界景気の停滞懸念は、将来の石油消費量の減少と石油在庫の増加懸念に発展しました。

原油価格の下落が引き起こした2つの文脈(世界景気の停滞懸念とリスク回避のムード)によって、原油価格の下落に拍車がかかり、さらに産油国の資産の売却が進み・・・という負の連鎖が生じました。

原油価格の下落は、原油の消費国にとってはメリットですが、一時的に、そのメリットを、ショックによるデメリットが上回ることがあります。

昨日の米エネルギー省(EIA)の週間石油統計で明らかになりましたが、米国の原油生産量は増加傾向を維持しています。

サウジアラビアがシェアにこだわり、米国の追随をかわす意思があれば、2014年半ばから起きた“逆オイルショック”のような原油価格の大幅下落が起きる可能性はゼロではないと筆者は考えています。

図: 逆オイルショック発生時のイメージ

出所:筆者作成

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