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北米の原油供給増を踏まえて海外原油は調整局面へ

 2月に向けての北米の原油増産が相次いで指摘され、ここにきての原油の上値を抑制している。

 まず、1月9日に発表された米EIAの月報で、米国の原油生産は2018年の第1四半が平均で日量1004万バレルとしており、2月にも同1000万バレルを越えると想定していた。12日にも米EIA高官が、米シェールオイルの増産が2月にかけて急増すると指摘。

 ところで、OPECとロシアによる協調減産に関する協議が前週末に実施されたが、市場では当初、価格上昇や世界的な供給拡大を背景に、協調減産の見直し、つまり出口戦略を打ち出すと期待されていた。しかし、結局は現状維持で、年末までの協調減産の方針に変わりないことが確認されることになった。この背景には、北米での原油増産を警戒する声が挙がったためで、北米の供給増が想定される中での協調減産の見直しは、価格の急落につながる可能性もあるため、現状維持を打ち出すしかなかったといえる。

 そのOPECは18日に月報を明らかにしている。2018年の石油需要の伸びを前月の日量151万バレルから同153万バレルに引き上げた。また、OPEC産油国の生産を同6万バレル下方修正している。ただ、非OPECの生産を日量99万バレル増から同115万バレル増に大幅に引き上げたことで、OPECの減産や需要拡大を打ち消してしまっている。米シェールオイルの増産を踏まえた非加盟国の増産見通しだが、ここでも北米の原油増産を警戒している。
 

 

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