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OECD石油在庫は、そろそろV字増加に転じるか!?

原油上昇。需要増加・減産への期待などで。64.33ドル近辺で推移。

金上昇。ドルインデックスの下落などで。1339.7ドル近辺で推移。

上海ゴム反発。14250元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで344.5ドル(前日比8.3ドル拡大)、円建てで1242円(前日比31円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「OECD石油在庫は、そろそろV字増加に転じるか!?」

先週、米エネルギー省(以下EIA)が公表した「短期見通し」で、OECD(先進国)石油在庫が数か月以内に増加に転じる見通しが公表されました。

以下のグラフのとおり、2017年1月のOPEC・非OPECの減産開始以降、徐々に減少してきた同在庫ですが、EIAは、数か月以内に増加に転じるとしています。

OECD石油在庫に注目する理由は、OPECが2017年に開催された2度の総会(5月と11月)で、(世界の石油需給の緩みの象徴ともいえる、過剰に積み上がった)OECD石油在庫が減少しているのは、減産が効果を発揮しているためであり、今後も減産を継続すれば、さらに過剰な在庫を減らすことができる、だから減産の延長が必要なのである、という論理を大きな柱とし、減産の延長が決まったためです。

つまり、現在のOECD石油在庫は、OPEC・一部の非OPECにとって、“減産が上手く機能しているかの目安”となっていると言えます。

OECD石油在庫が(EIAの見通しどおりに)増加した場合、その時、減産が上手く機能していない可能性があります。

この場合、市場では減産の実効性への懐疑的な見方が生まれ、原油市場が不安定化する可能性があります。

減産の実効性を知るべく、今後もOECD石油在庫の推移に注目していきたいと思います。

図: OECD石油在庫の推移(2018年1月から2019年12月はEIAの見通し) 単位:百万バレル

出所:米エネルギー省(EIA)のデータをもとに筆者作成

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