過去100年間の最高に達するか!?米国の原油生産量

原油上昇後下落。12月の中国の原油輸入が拡大したことなどで。63.62ドル近辺で推移。

金上昇。ドルインデックスの下落などで。1328.9ドル近辺で推移。

上海ゴム反発。14285元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで334.0ドル(前日比0.5ドル拡大)、円建てで1210円(前日比37円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京金 1時間足 (単位:円/グラム)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「過去100年間の最高に達するか!?米国の原油生産量」

米エネルギー省は、9日(火)、2019年12月までの米国の原油生産量、在庫、消費などの各データの見通しを、毎月上旬に公表している「短期見通し」内で公表しました。

「短期見通し」は、翌年12月までの見通しが記載されることとなっているため、今月公表された見通しではじめて2019年分の見通しが示されたことになります。

あくまでも見通しの一つであるため、必ずこの通りになるということではありません。

しかし、米国の原油生産量はいつまで増加し続けるのか?先進国(OECD)の石油在庫がいつ頃に増加に転じるのか?など、“時間の目安”が示されたことは今後の原油市場を考える上で意味があると筆者は考えています。

同統計で公表された見通しを踏まえた上で、1920年までさかのぼって米国の原油生産量のデータを見た場合、今後達するとみられる日量1,000万バレル(2018年2月に日量1,005万バレルに達する見通し)は、1970年11月につけた日量1,004万バレルを上回る、この98年間(ほぼ100年間)の最高となります。

また、日量1,000万バレルという量は、現在のサウジアラビアの生産量とほぼ同等です。

サウジアラビアは減産中のため2018年12月までの間、日量1,005万バレルを超えて原油を生産することができません。(OPECの統計では、2017年11月のサウジアラビアの原油生産量は日量996万バレル)

もし、EIAの見通し通りに米国の原油生産量が増加し、サウジアラビアが減産を順守し続けた場合、2014年後半に見られた“シェア争い”が再度勃発する可能性があります。

次回(2月6日)以降の「短期見通し」で、米国の原油生産量が見通しどおりに日量1,005万を超え、およそ100年間の最高・サウジアラビアの原油生産量とほぼ同等となるか、要注目です。

図:米国の原油生産量の推移(長期) (2018年1月から2019年12月はEIAの見通し) 単位:万バレル/日量

出所:米エネルギー省(EIA)のデータをもとに筆者作成

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