V字増加見通しが示されたOECD石油在庫

原油横ばい。昨日公表された週間石油統計で、強材料と弱材料が共に示されたことなどで。63.48ドル近辺で推移。

金下落。ドルインデックスの反発などで。1317.8ドル近辺で推移。

上海ゴム反発。14105元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで342.0ドル(前日比1.4ドル縮小)、円建てで1243円(前日比21円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●ゴールド100 1時間足 (単位:円/グラム)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「V字増加見通しが示されたOECD石油在庫」

今週火曜日、米エネルギー省(EIA)が「短期見通し」を公表しました。

この「短期見通し」は、毎月上旬に公表されるもので、米国国内や世界の主要国の原油・石油製品の需給などについて、前月までの実数値および翌年12月までの見通しを示す統計です。

この統計の中に「OECD石油在庫」のデータがあります。

OPECが減産の再々延長を決定した昨年11月のOPEC総会で、このOECD石油在庫は減産を実施していることで減少している、そのため減産を延長すればさらにOECD石油在庫を減らすことが期待できる、だから減産を延長するのだ、という趣旨の主張がなされました。

このため、減産の効果を確認する意味で、このOECD石油在庫に着目することは重要であると筆者は考えています。

そのOECD石油在庫について、米エネルギー省が短期見通しで公表した2019年12月までの同在庫の推移見通しは、以下のグラフのとおり、“V字増加”というものでした。

米国などの原油生産量の増加や、消費の低迷などが予測されていることが要因だと考えられます。

V字増加が本当に起きた時、その時は減産が上手く機能しない事態に陥っている可能性があります。

引き続き、OECD石油在庫の推移に注目していきたいと思います。

図:OECD石油在庫および過去5年平均の推移 (百万バレル)

出所:米エネルギー省(EIA)のデータをもとに筆者作成

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