2018年の米原油生産量を増加させる原動力とは!?

原油高止まり。北海・ナイジェリアのパイプライン支障などで。59.69ドル近辺で推移。

金反落。ドルインデックスの反発などで。1291.1ドル近辺で推移。

上海ゴム反発。14195元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで364.0ドル(前日比0.7ドル縮小)、円建てで1317円(前日比17円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「2018年の米原油生産量を増加させる原動力とは!?」

この度、世界規模で展開する情報配信・分析を手掛ける調査会社のアナリストが、米国の原油生産量が2018年に日量1050バレルに達する旨のレポートを公表しました。

一昨日「2018年に“減産出口”の議論を加速させる要因②」で述べた、米国の生産量がサウジに追いつく可能性がある、という件を補完する内容でした。

このアナリストが書いたレポートは、2018年の米国の原油生産量の拡大は、米国のシェールオイル主要生産地の一つである、テキサス州を中心にニューメキシコ州にまたがる「パーミアン地区」の原油生産量が拡大することが主因であるとしています。

以下のグラフは、パーミアン地区の原油生産量(オレンジ線)と、米国全体の原油生産量に占めるパーミアン地区の原油生産量の割合(灰色線)の推移です。

パーミアン地区の原油生産量は、2010年以降、一貫して増加していることが分かります。

また、米国全体の生産量に占める割合が上昇していることも分かります。すでにパーミアン地区の原油生産量は、米国全体の3割弱にまで達しています。

パーミアン地区はシェールオイル主要地区の1つであるため、やはり引き続き、米国のシェールオイルの生産は活発であることが分かります。

シェールオイルの生産が活発であることの背景に、原油価格が上昇していることが上げられます。

減産や主要産油国でのパイプラインにおける支障は原油価格の上昇要因になり得ます。

また、日量1050万バレルは、減産中のサウジアラビアの生産上限である日量1058万バレルとほぼ同じです。

パーミアン地区の原油生産量が増え、米国の原油生産量が増えれば、米国が減産中のため生産量を増加させることができないサウジアラビアに追いつく・あるいは追い抜くことが考えられます。

図:パーミアン地区の原油生産量と米国全体の生産に占める割合 単位:百万バレル/日量

出所:米エネルギー省(EIA)のデータをもとに筆者作成

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