ミャンマーが天然ゴム中央市場創設へ~バリューチェーン形成に意欲

★ ミャンマーの英字日刊紙「ミャンマータイムズ」によれば、ミャンマーでは天然ゴム中央市場を作る法律を来年後半にも制定する。ミャンマー天然ゴム農園生産者協会のU Khaing Min事務局長が明らかにした。既に認可が下りている天然ゴム中央市場の創設にかかわる立法措置が盛り込まれているという。

 中央市場はミャンマー国内市場価格を決定する役割を持つと同時に、価格の安定を図り、海外の買い手の需要を喚起することなどが目的。同市場はミャンマー国内の売り手や買い手と海外からの買い手のプラットフォームとなる。また国内品の品質の安定に資するとともに長期的にバリューチェーン(企業活動における業務の流れを機能単位に分割してとらえ、業務の効率化や競争力強化を目指す経営手法)を形成するという。

 場所等の詳細は未定だが、ミャンマータイムズによれば、天然ゴムの産地であるヤンゴンとバゴー地区のモン州とカイン州またはタニンダーリ地域管区が有力とみられている。

 新法では天然ゴム生産者に対する天然ゴムの新規農園開設や植え替えに対する金融措置、同事業に関する資金到達等についても規定される予定という。新法はこれまで海外貿易促進と継続的発展に対する国家輸出戦略5か年計画の一環として2015年以来1年半以上検討されてきたもの。天然ゴム法により大規模農園や小規模農園双方にとっての目標とされていると同事務局長は述べている。

 ミャンマーには170万エーカーの天然ゴムプランテーションがあり、70万本のゴム樹が採取に適した時期を迎えている。2015年~16年にかけてミャンマーは8万~9万トンを輸出し、15~16年には14万トンになっている。ミャンマーで生産された天然ゴムの8割は中国が買い付けている。
 

 

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