2018年に“減産出口”の議論を加速させる要因③

原油上昇。リビアのパイプライン支障などで。59.76ドル近辺で推移。

金反落。ドルインデックスの反発などで。1287.1ドル近辺で推移。

上海ゴム反発。14300元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで359.6ドル(先週比1.1ドル拡大)、円建てで1302円(前日比15円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「2018年に“減産出口”の議論を加速させる要因③」

一昨日・昨日に続き、2018年に“減産出口”の議論を加速させる可能性がある要素についてです。

その要素は大きく3つあり、一昨日の「先進国の石油在庫が順調に低下しており、減産を継続する動機が薄くなっていること」、昨日の「米国の台頭により、減産中のサウジの生産シェアが低下していること」、そして本日、「急落後、原油相場は大きく反発しており、さらなる上昇が高値警戒に変わる可能性があること」について書きます。

以下のグラフは、2012年以降のWTI原油価格の推移です。

WTI原油価格は、2017年12月27日時点で、1バレルあたり59ドル台後半で推移しています。

2014年後半から2016年初旬にかけて、100ドル近辺から30ドル近辺まで急落・低迷しましたが、そこから大きく反発しています。

すでに2016年の最安値のおよそ2倍になっています。

このまま上昇し、仮に来年、67ドル近辺まで上昇すれば、急落からの半値戻しを達成することとなります。

半値戻し後の原油価格の上昇は、“100ドル時代の高すぎる原油相場”を連想させる可能性があり、(半値戻し達成後は)むしろ減産を望む声が少なくなる可能性があります。

この点も、“減産出口”の議論を加速させる要因になると考えられます。

図:WTI原油価格の推移 単位:ドル/バレル

出所:米エネルギー省(EIA)のデータをもとに筆者作成

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