週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比1.07ドル高の58.21ドル、ブレント原油は同1.47ドル高の64.81ドルとなった。

 前週末15日の海外原油は北海油田のパイプライン停止が引き続き材料視される中、リグ稼働数の減少なども要因となり小幅に続伸した。

 先週は特段真新しい材料が見られない中、米原油在庫の取り崩しや、米株高に支えられじり高となった。週明けはナイジェリアのストライキ実施が延期されたことや、北海油田のパイプラインが早ければ今週中にも稼働を再開するとの報が重しとなり反落した。ただし戻りは早く下値では買い戻されると、翌19日はイエメンからサウジアラビア首都リヤドへ弾道ミサイルが発射されたとの報から中東の地政学リスクが高まったことや、米原油在庫の減少見通しなどが支援材料となり反発した。20日に発表のあったEIA在庫統計では原油在庫が348.3万B減少予想に対して649.5万B減少と予想を大きく上回る減少幅だったことが好感された。

 石油製品在庫に関しては、予想よりも弱い内容であったが、原油消費量の増加や需要の堅調さなどが確認されており、一旦弱含む場面も見られたがすぐさま切り返す動きとなった。また、在庫統計以外では米税制改革法案の議会通過で米株が底堅い推移となったことも支援材料となった模様。週末にかけても前日までの強気な流れを引き継ぐ形で続伸した。

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