2018年の商品相場・ゴム相場の行方

 2018年の商品相場はどうなるのか?

 世界銀行(World Bank)の分析レポートによると、2018年のコモディティ価格は一段と上昇する見通しだとしている。原油価格は今年の平均53ドルから来年は56ドルに上昇すると予測した。原油に、天然ガス、石炭などを加えた総合エネルギー価格は、2018年は4%の上昇を予想。ただしOPECと非加盟国の協調減産合意が順守されない場合は、米シェールオイル産業界の生産増もありえるため、原油価格は押し下げられる可能性があるとも指摘した。天然ガス価格は2018年に3%上昇すると予想し、石炭市場は中国の環境政策が動向を決定する重要な要因になるとしている。

 金属相場は2017年に平均22%上昇したものの2018年は安定した値動きになると予測。鉄鉱石価格は10%下落すると予測されるが、供給がタイトとなっている鉛、ニッケル、亜鉛は強含みに推移する見通し。下振れリスクとして中国の予想を下回る需要などを指摘している。

 他方、食料品や農産物の来年の価格は上向くと予想した。農産物市場の全般的な供給状態は十分にあるとともに、消費に対する在庫率に関しても史上最高、あるいは複数年来の高水準を記録する状況となっている。しかし世界的な異常気象の蔓延などにより天候不順による減産の不安が底流している。事実、今年はエチオピア、ソマリア、ケニアなどアフリカの一部地域が60年ぶりの干ばつに見舞われ、深刻な食糧不足に陥った。
 

 

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