米国の原油生産量の見通しが引き上げられる

原油下落後反発。米国の原油生産量の見通しの引き上げ(下落要因)と、米国の原油在庫の減少(上昇要因)などで。57.53ドル近辺で推移。

金反発。ドルインデックスが反落したことなどで。1246.1ドル近辺で推移。

上海ゴム反落。14030元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ367.4ドル(前日比9.0ドル拡大)、円建てで1313円(前日比36円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京ゴム 1時間足 (単位:円/キログラム)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「米国の原油生産量の見通しが引き上げられる」

昨日、米国のエネルギー省(EIA)は、毎月公表している短期見通し内で、米国の2018年末までの原油生産量の見通しを更新しました。

「2018年12月の見通し」について、先月公表された見通しが日量17万バレル引き上げられました。(1017万→1034万バレル)

これにより、2018年12月の米国の原油生産量は、2017年11月比67万バレル増(7%増)となる見通しが示されたことになります。

以下のグラフは、今年1月以降、毎月公表された各月の短期見通しから、2018年12月の米国の生産量の見通しを抽出したものです。

これによれば、今年年初は、まだ2018年12月に日量1000万バレルに達することは見通されていませんでした。

原油価格がやや反発した場面では、見通しが上振れし、5月には同1034万バレルとなしました。

しかし、原油価格が下落して生産活動が鈍る懸念が生じたこと、9月・10月にハリケーン「ハービー」と「ネイト」がメキシコ湾岸に上陸し、メキシコ湾沿岸の油田からの供給が大きく減少したことなどで、生産見通しの水準が引き下げられました。

一時は2018年12月の生産量の見通しは日量1009万バレルまで低下しましたが、その後の原油価格の上昇を受け、再び上昇する展開となっています。

さまざまな条件によって見通しが引き下げられることがあったとしても、再び上方修正されていること、そして、今年3月以降、2018年12月時点の米国の原油生産量の見通しが一貫して日量1000万バレルを上回っている点を考えれば、やはり米国の原油生産には、底堅さ・力強さがあるのだと、筆者は考えています。

このように考えれば、2018年にも、米国の生産量は、減産を延長したことで生産量を増やしにくくなったサウジやロシアを上回る可能性はあると考えています。

図:2018年12月の米原油生産量の見通し 単位:百万バレル/日量

出所:米エネルギー省(EIA)のデータをもとに筆者作成

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