週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比0.88ドル安の56.69ドル、ブレント原油は同0.63ドル安の62.23ドルとなった。

 前週末1日は11月30日に行われたOPEC総会において、9ヶ月間の減産期間延長、リビア、ナイジェリアに生産上限が設定されたという結果が引き続き好感され、続伸となった。

 先週はOPEC総会を終え、利食い売りなどから急落したが安値からはナイジェリアのストが警戒され、堅調な切り返しをみせる展開となった。4日、5日はOPEC総会を終えたことで、材料の出尽くし感や、原油価格回復によるシェールオイルの生産拡大見通しから利食い売りが促され、下落し上値の重い展開が続いた。

 軟調な推移が続く中、6日の週中のEIA在庫統計では原油在庫が250万B減少予想に対して561万B減少と予想以上の減少幅であったものの、ガソリン在庫が255万B増加予想に対して678万B増加、留出油も110万B増加予想に対して166万B増加と予想を上回る製品の増加が嫌気されたことに加えて、米原油生産量が統計開始以来過去最高水準を塗り替えたことも圧迫要因となり、急落となった。

 しかし、翌7日はナイジェリアの主要石油2労組の一つが18日からストを行う可能性を警告したことが材料となり反発し、前日の大幅下落に対して半値近くの戻りとなった。

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