ゴム週刊情報

◆ファンダメンタルズ

【産地】タイ主要原料シートゴム現物市場の取引量は一日当たり7トン~38トン。週末前(7日)の価格はキロあたり42.50~43.80バーツ、RSS3号タイ主要港1月積は162.0~163.0セント。

【在庫】最新の全国生ゴム営業倉庫在庫(11月10日現在)は7,125トンと前旬比863トン増加。

【前検】12月前期のゴム品質検査請求締切日は12月5日、検査日は同月11日。

◆展開予想

 先週金曜日夕刻、中国青島市の上海交易所天然ゴム受渡倉庫が火災に見舞われ、約3万トンの在庫が被害にあったとの情報が流れ、同日の上海ゴム市場は夜間節で急騰、週明けの東京ゴムも買われ、先限5月限は9月27日以来の210円台を回復した。しかしながらが「天候不良で原料不足」と伝えられる産地の価格は上昇せず、依然として介入在庫の放出懸念に圧迫され、その後、「青島の被害在庫の殆どが期限切れ貨物」であることが伝わり、上海・東京両市場とも反落。週末を控えた東京ゴム先限は201円前後で取引されている。週の高値は211.2円、安値は200.8円。産地の生産は低迷しているものの大量の政府介入在庫の存在が大きな圧迫要因となり、このまま増産期に突入するようであれば、今年の安値を更新する可能性もある。消費地市場と産地市場のかい離が縮小しない限り、消費地市場には大量の新規貨物が入着し続ける可能性が高い。

 目先の200円を中心とした狭いレンジでの取引となると思われるが、RSI等の水準が比較的高いことから、更なる下げが予想され、中期的に取引レンジが200~195円に切り下がる展開を予想する。当先の鞘は、投機筋の期近限月における買居座りに、10円前後の順鞘で推移しているが、在庫増加及び保管料の上昇によって順鞘幅は拡大し、15円前後が常態となる可能性が高い。
 

 

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