OPEC総会の決定事項の留意点④

原油下落。米国の石油製品在庫が増加したとの報道などで。55.89ドル近辺で推移。

金下落。ドルインデックスの上昇などで。1259.8ドル近辺で推移。

上海ゴム下落。13985元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ360.8ドル(前日比10.0ドル拡大)、円建てで1283円(前日比36円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京プラチナ 1時間足 (単位:円/グラム)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「OPEC総会の決定事項の留意点④」

昨日までの3日間、先週のOPEC総会での決定事項について、筆者が考える留意点を述べてきました。

本日は「減産で生産量を増やせないサウジに、生産が増加している米国が追いつく可能性が高まった」という点です。

以下のグラフは、米国とサウジアラビアの原油生産量の推移を示したものです。

米国の原油生産量は引き続き増加傾向にあります。

今回の総会で減産の延長が決まりましたので、サウジアラビアは来年12月まで、今よりも生産量を増やせなくなりました。

(来年6月22日(金)に予定されている第174回OPEC総会(定時総会)で、延長した減産が見直されればその限りではありませんが)

来年のいずれかのタイミングで、米国の生産量がサウジアラビアに追いつく可能性がさらに高まったといえます。

この点は次回の総会の大きなトピックになると考えられます。

2014年年末に両国の生産量が肉薄したことがありました。

その時OPECは、原油価格が下落しているにも関わらず“減産見送り”という策を取りました。

来年同じように肉薄した場合、サウジアラビア率いるOPECは、どのような決断をするのでしょうか。

引き続き、両国の原油生産量の推移に注目していきたいと思います。

図:米国・サウジアラビアの原油生産量の推移 単位:百万バレル/日量

出所:OPEC・米エネルギー省(EIA)のデータをもとに筆者作成

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