天然ゴム市場分析

 タイ南部9県で大規模洪水が発生し、昨日夕方時点で約16万世帯、約52万人が被災しました。被災者数は、11月28日時点で約2万人でしたが、昨日夕方時点で約52万人に達しました。タイ南部の雨季にラニーニャ現象が発生したことにより、洪水被害が拡大しました。タイ南部では、「雨季&ラニーニャ現象の発生」により、これから1か月半ほど雨がちな天候続きとなりそうです。

 11月27~30日に開催されたタイとインドネシアとマレーシアによる3カ国会合(国際天然ゴム協議会)では、入札により12月から輸出削減を開始することで合意しました。タイ当局は、「各国の関係者がそれぞれの省庁からの承認を最初に求める必要があるため、当初の輸出削減量は同意したが、まだ明らかにすることはできない。」と伝えております。

 タイ政府が指摘しているように、今回の合意内容に対して「各国の関係者がそれぞれの省庁からの承認を最初に求める必要がある」ということですのですから、当初予定(タイ30万7500トン、インドネシア23万8000トン、マレーシア6万9500トン、3国合計で61万5000トン)の輸出削減策から、多少の変更が行われる可能性もあります。しかし、4月や6月、7月、9月の3カ国会合で合意に達することが出来なかった輸出削減策が今回の3カ国会合でようやく合意に達したことを受けて、「高確率で今月から輸出削減策が実施される」と考えるべきかもしれません。

 「タイ南部での大規模洪水」に「主生産国による輸出削減策」加わって東京ゴムが大きく上昇する可能性も出てきました。ここは、東京ゴムの強気な見方に注目ではないでしょうか。
 

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