海外原油はしばらくもみ合いか!?

 ロシアとしては、減産延長によって原油か価格が上昇してしまうと、一層、今回の合意に参加していない米国の増産がさらに進むとの危機感もあったと推測される。もし、再検討が予定されることになれば、減産延長を取り止め、増産に転じるとの思惑も出かねないため、原油相場の急落を嫌ったその他産油国の反対で、再検討は見送られたといえるが、それだけ、米国の原油増産が懸念されていたことになる。

 米EIAの在庫統計によると、米国の原油生産は4週連続で今年最高を更新する増産を続けている。このため、2018年早々にも日量1000万バレルの生産を期待する声もある。

 米国の原油増産基調がある限り、WTI期近ベースでの60ドルは目先厳しいと考えたい。ただし、これからは冬場の世界的な天候によっても大きく左右されるだけに、厳冬となれば、60ドル台を示現することも考慮される。50ドル台後半が居心地の良い水準になりそうだ。

 東京原油は円安基調が予想されるだけに、どちらかといえば、押し目買いや突っ込み買い有利の展開とみる。小刻みに対処したい。
 

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